はじめに

この Pnuts ユーザーズガイドは Pnuts 環境の基本的な使い方を説明します。どんな関数があるか、どうやってPnutsをJavaアプリケーションに統合していくかがわかります。

ここでは、Pnuts ユーザーズガイドの各章に進む前に確認しておくべき事柄をまとめます。

実行環境

Pnutsは JDK1.2以降の Java の実行環境の上で動作します(JDK1.3以降を推奨します)。Pnutsの配布パッケージにはJava の実行環境は含まれていません。したがって、Javaの実行環境がインストールされていない場合は、あらかじめインストールしておく必要があります。Javaの実行環境(JRE)が複数インストールされている場合には、環境変数PATHの設定によってJREを選んでPnutsを実行することができます。

Pnuts を利用するためには Java の実行環境以外にpnuts.jar ファイルが最低限必要になります。pnuts.jarファイルには、Pnuts API を実装するクラスが含まれています。Pnuts API は Pnuts インタプリタを動作させるために使われているだけでなく、ユーザがPnuts をライブラリとして単体のプログラムやサーバアプリケーションの一部として使うこともできます。

関数

Pnuts の関数は、組み込み関数とそれ以外に分類されます。それらを区別することは大切です。組み込み関数は、モジュールやスクリプトを読み込んでいないときでも利用できます。 組み込み関数は、「Pnuts 言語」 で定義されています。

モジュール

モジュールとは、目的ごとに、あるいは、互いに関連しあう関数をグループ化したものです。Pnutsの実行時に、必要なモジュールを選択すると、それらのモジュールに含まれる関数が利用できるようになります。通常、各モジュールは、それぞれJARファイルになっていて、CLASSPATHに設定するか、所定のディレクトリ($PNUTS_HOME/modules)に配置しておきます。

Pnutsの配布パッケージには、いくつかのモジュールが含まれています。デフォルトの設定では、Pnutsインタプリタの起動時に、いくつかの汎用的なモジュールがあらかじめ利用できるようになっています。Pnutsが提供するモジュールについては「pnuts.*モジュール」を参照。 モジュールの作りかたについては「モジュール」を参照。